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2007年05月09日

あらすじ

ずっとずっと昔の、未来の話。
人類が、たくさんの困難を乗り越え、生き延びた世界の話。
彼らは今の人間とは異なる形をしていた。
さらに、不老不死の力を手に入れてしまった人々もいた。
だが、不老不死の力を得た人々は、迫害された。
ヴァンパイアという名前をつけられ、人間でなく、怪物として絶滅させられようとしていた。

ヴァンパイアの最後の生き残り、セトとミカの兄妹。
二人を追い詰める、ヴァンパイアハンター。
兄は串刺しにされ、息絶える。
自分の命を張って、妹を助ける。
兄の死を前に、妹は記憶喪失になる。

ガルウや他のヴァンパイアハンター・キマラ、プサンとミカとの交流。
言葉が通じ合わない彼らのやりとり。
しかし、両者の間のコミュニケーションは、次第にうまくいって行く。

死んだセト。
しかし、彼は死に切っていなかった。
十字の杭を打たれ、それでもなお生きていた。
通りかかった盲目の巡礼の女と出会い、助けられる。
人間にそんな扱いを受けたことのないセト。

セトとミカは、それぞれ人間と交流を深める。

だが、破綻は間もなくやってくる。

クマリを通して、セトとミカは再会を果たす。
だが、ミカは記憶を失っており、セトが誰だかわからない。

一方、ガルウらは驚く。
なぜ、殺したはずの吸血鬼が復活したのか?
シャナを責めるハンターら。
シャナは、ヴァンパイアであろうが、困っている者を助けないのは人でないという。
吸血鬼は、人間の生き血をすする怪物だ、と主張するガルウ。
ミカを連れ戻そうとするセト。
しかしミカは、どうしていいかわからない。
ガルウたちから離れたくない気持ちがある。

人間同士、吸血鬼同士の軋轢が高まる。
同じ言葉を話すもの同士の対立的高まり。
それが最高潮に達する。
ミカの記憶のフラッシュバックが始まり、
やがてミカの記憶が戻る。

ミカ「セ…ト……セト…!」

しかしミカは、記憶を失う前の記憶と、失った後の記憶の中で混乱する。

セト「何をした…。ミカに何をした、お前ら?」

ガルウ「人として、生きればいい。もう、お前はヴァンパイアなんかじゃない、人間なんだ!」
ミカ「私は、人間…ヴァンパイア……知らない。でもわかる、ガルウ、イイヒト(中国語)」
セト「なぜ、やつらの言葉を使う、ミカ?」

キマラとプサン、セトとミカの間を裂く。
キマラ「何をやってる、ガルウ! こいつはヴァンパイアだぞ、」
ガルウ「だから、なんなんだ?」
プサン「貴様、ヴァンパイアに魂を売るのか?」
キマラ「この、裏切り者が〜!」

と、ガルウに襲い掛かる。
プサンもすかさず続く。

彼らの対立と和解、そして破綻の先に待っているものは、何か?
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posted by Afro13 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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